すばるプロフェッションズ代表、行政書士の紅谷弘二です。
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今日は趣を変えて、外国人の雇用についてお話ししましょう。
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外国人が日本に入国するには、出入国在留管理局を通じてVISAの申請手続を要するのが原則です。
その手続きは、行政書士の独占業務でありますが、行政書士の中でもいわゆるピンクカードと呼ばれる入管取次資格を有する者だけが手続きの取次をすることができます。
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もちろん私は有資格者ですが、わざわざ一日中缶詰研修を受講の上、厳しい効果測定に合格しなければならないため、有資格者は意外に少ないです。
ちょっと前に国会を賑わした入管法改正により、今後ますます外国人が職場やお店で見かけるようになるでしょう。
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そもそも外国人には人権がないため、入国の自由は認められず、日本国にとって有益な者(例えば通訳などの特殊技能、高度人材や高額納税者たりうる者)だけに入国を認め、雇用については鎖国状態を維持してきたのです。
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これは日本人の雇用を守るために必要な政策なれど、逆に建設業や介護の分野で慢性的な人手不足を解消できないがため、経済が破綻する危機に直面し、その抜本的解決策として遂に入国審査の要件緩和に踏み切ったわけです。
外国人採用にあたって、①雇用契約を結んで就労ビザを取得する方法②組合を通じて技能実習制度による派遣をする方法など、様々なニーズにお応え致します。
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もし、人手不足の問題を抱えている社長様がおられましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
私はPTA会長をしていてよく子育ての話題になるのですが、思うにこれからの世代は、我々の時代にはいなかったライバル、すなわちAIと外国人が雇用を奪われる時代を戦わねばなりません。
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だから、これからの子育ては、知識を追い求めるより、(それは機械がやる)単純作業しかできないモン切り型のマニュアル人間にならないように(それなら外国人労働者で事足りる)、独創的かつ創造的な発想をもてるサバイバル力が求められると思います。
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入管業務に携わり、外国人の意欲、意識の高さ、異国の地で言葉も通じない中で柔軟に順応する力、1ヶ月の給料を手取り15万円もらっても、わずか5万円で生活し、残り10万円を仕送りするサバイバル力と、日本の文化、技術を学び取ろうとするハングリー精神を目の当たりにするたびに、日本の若者の将来や平和ボケした日本国自体の行く末を案じてなりません。
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すばるプロフェッションズ代表
行政書士 紅谷弘二