人間の欲求について
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すばるプロフェッションズ コアメンバー、税理士の栗原正樹です。
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「PSE ACCOUNTING FIRM」という税理士を中心としたコンサルティンググループ主宰しており、経営顧問から相続対策までお客様のあらゆるニーズに対応できます。
https://www.pse-ac.com/
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私は経営者の方が業務上直面する経営課題に対して、経営者サイドで専門的立場から一緒に考える経営顧問のご依頼を受けております。
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前回から、モチベーションについて取り上げておりますが、今回は人間の欲求についてお話します。
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前回お話した通り、従業員のモチベーションは、労働の対価として「自らを満足させる報酬が得られるか」という期待によって左右されます。
しかし、これは必ずしも金銭的な欲求だけではないことから、一人一人の異なる欲求にどう応えるかが問題となります。
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これに対し、アブラハム・マズローは、人間の欲求が 5 つの段階に分類することが可能であり、その段階に応じた欲求を満たせばモチベーションを上げることが可能であることを明らかにしました(欲求段階説)。
この研究成果が、従業員の発揮度のコントロールに大きな可能性を与えることになりました。
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報酬は従業員が求めているものであれば何でも報酬になり得るのです。
従業員の欲求が「どの段階」にあり、「何を与えれば満足するのか」を見極めて、適切な報酬を提供することが必要なのです。
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経営資源は限られていますから、最も望む人に適切に配分することが出来れば、少ない報酬でパフォーマンスを最大化することが可能になります。
単純に給与を増額又は役職を上げたからといって、従業員のモチベーションがプラスになるとは限らない点に注意が必要です。
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すばるプロフェッションズ
税理士 栗原 正樹
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