和光市で設計事務所と工務店を経営している（株）アーキ・モーダの鈴木です。
主に新築戸建ての設計・施工を中心に活動しております。
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さて、先日ご契約いただいたお客様のお話を紹介したいと思います。
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東京都練馬区で新たに土地を購入された K さま。
どこの会社に家づくりを相談しようか、あれこれ探しているうちに、弊社のホームページにたどり着き、練馬区での施工実績も多いことから、一度打ち合わせがしたいと入電があったことが出会いのきっかけでした。
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K さまは事前に弊社の HP をじっくりと見ていてくださり、すっかりファンになった状態での初来店。
弊社も自慢の設計者とお局（いや、ベテラン 笑）コーディネーターのペアで接客対応し、楽しくも順調な打合せが進んでいきました。
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3 回ほど重ねた打合せですっかり打ち解け合い、次回はご契約の内諾もいただき、気持ちよく終わった打合せの数日後、K さまからお電話が…
聞けばどうやら「ミ○ワホームにしようかと思ってます」という内容。
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えっ！なんでだろう？？？
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とにかく、担当者には一度話を伺わせて欲しい旨を伝えるように指示し、アポイントを復活させました。
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それからは社内で作戦会議！私も過去に 12 年間ほどハウスメーカーで勤務していたので、ハウスメーカーの営業手法は十分熟知しています。
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相手の営業トークや契約までの流れを慎重に推測しながら、打合せ当日の日を迎えました。
私も同席させていただき、一緒に話を伺いました。
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もともと、前回の打合せでは契約の内諾までもらっていた間柄なので、急に心変わりしてしまった経緯など包み隠さず話してくださいました。
が・・・その理由はなんと、「ミ○ワホームの高圧的な営業スタイルに怖くなって・・・」とのことでした。
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なんじゃそりゃ！？って感じですが、実は、K さまが今回購入した土地にはミ○ワホームの家が建っており、比較的築年数も浅かったので、最初はリフォームか増築で対応できないかちょっとだけ考えた時期があり、その時に一度ミ○ワホームに相談に行ったことがありました。
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ハウスメーカーがそんなお客様をほっとくわけがありません。
弊社と３回目の打合せの後に、「いいご提案がありますので話だけも・・・」と、アポイントを取付け、当日は営業マン、上司、責任者など合わせてなんと８人に囲まれて、どんどんミ○ワホームのペースに乗せられてしまったそうです。
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訓練された兵隊のようだったと、その時を振り返っておられました。
しかも、簡単なプランがひとつ出てきただけで、見積書もない状態で！
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我々と話している時は、K さまもすっかりと冷静になっておられましたが、ミ○ワホームの見積提案とプレゼンが数日後に予定されているとのことでした。
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そこで私は、
「せっかくなのでミ○ワホームさんのプレゼンはしっかり聞いてきてください。K さまにとって、もしかしたらミ○ワホームとの家づくりが合っていると感じられるかもしれません。しかしその場合は、この点とこの点を質問してみて、納得できる説明が聞けるかどうか確認してくださいね」
とアドバイスを差し上げて打合せを終えました。
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そして、数日後のミ○ワホームとの打合わせの後、K さまよりお電話いただき、
「今、ミ○ワホームとの打合せが終わりました。アーキ・モーダさんで進めたいと思いますので
よろしくお願いします。」
とお言葉をいただきました。
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私はほぼこの結果は予定してましたが、ホッとした次第です。
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家づくりに携わっていると様々な人間模様が垣間見える瞬間があります。
大きな買い物だけに冷静さを失う時もあります。
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そんな時、私にお声がけいただければ、家づくりの道しるべとして、お客様を正しい方向に導いていきます。
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時には、弊社よりハウスメーカーをお勧めすることもありますし、弊社とは違う特徴を持った工務店をお勧めすることもあります。
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家づくりは、それこそ長いお付き合いになりますから、お客様との相性は本当に大事ですからね。
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それではまた次回に！
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すばるプロフェッションズ
設計事務所・工務店経営 鈴木 快
