「馬に乗れる行政書士」
前職は乗馬クラブに勤めていました、行政書士の浦山和也です。

前回は、行政書士には「個人向け」と「企業向け」のサービスがあることをお話しさせて頂きました。

今回はそのうちの「個人向け」のサービスの中から「相続手続き」についてのお話をさせて頂こうと思います。

「相続」とは、人が亡くなると、
その人にまつわるあらゆること(財産や身分、契約関係など。一切の権利義務、という言い方をします)が身近な特定の家族に引き継がれる、ことを言います。

人が亡くなるということは、例えば高齢や病気などで、ある程度覚悟ができていることもあれば、全く予想していないときに、ある日突然やってくることもあります。

大切な家族とのお別れは、例え覚悟ができていたとしても、辛く悲しいものですよね。

そういった故人と向き合う大切なときであっても、悲しいかな「法律」は待ってくれず、様々な「相続手続き」を同時に進めていかなければなりません。

手続きは本当に様々なものがあり、ここで全てをお話しすることはできませんので、今回は大きく分けて「すぐ進めなければいけない手続き」と「証明書の取得や話し合いが済んでから進める手続き」の二つがあるということを、覚えて頂ければと思います。

特に気をつけて頂きたいのは「すぐ進めなければいけない手続き」です。

こちらは、短いものだと1週間以内、3ヶ月以内といったようなものがありますが、その中には「期限を過ぎてしまうと手続きをすることができなくなってしまう」といったものもあるので、注意が必要です。

私も祖父母を見送った経験がありますが、亡くなってから、お通夜、告別式を済ませ、お礼やお返しものの手配、弔問客の対応、四十九日法要、納骨…のような流れで、あっという間に2ヶ月くらいは経ってしまいます。

その中で同時並行して、法律の専門知識が要求される「相続手続き」を期限通り行っていくということは、ご家族の方にとっては大きなご負担になってしまうと思います。

そんなときに、我々、行政書士が皆さんのお力になることができますので、大変なときには無理をせず、お気軽にご相談頂ければと思います。

すばるプロフェッションズ
行政書士 浦山和也より