こんにちは。
すばるプロフェッションズのアライアンスメンバー、健康痩身コンサルタントの小野寺淳一です。
与野本町で「よの本町接骨院・耳つぼダイエット」を経営しております。

柔道整復師・健康管理士一般指導員・日本痩身医学協会認定講師・スポーツ活法公認トレーナー・基礎医学士の資格を活かしながら、接骨業と痩身業を通じ、体の痛みを解消し、病気や怪我の心配のない健康的な社会を目指すサポートをしております。

今回は冬に多く、
特に気をつけたい「心筋梗塞」についてです。
心筋梗塞は、12〜3月にかけての発生が多く、この原因には、冬の急激な温度差による血圧の変化と血管の収縮が大きく関係しています。

・暖かい部屋から急に寒い屋外に出ると、皮膚の表面温度が低下し、末梢血管を収縮、体温が低くなりすぎないように調整します。
皮膚表面の血流が少なくなった分だけ、体の中心部を流れる血流は増加しますが、心臓の冠状動脈に動脈硬化が進んでいる部分がある場合、急激に増量した血液が冠状動脈を通過できずに発作が起こります。

・逆に寒い屋外から暖かい室内に入ると表面温度が
急激に上昇します。
すると、末梢血管が拡張すると同時に、体の中心部の血流が減少し、動脈硬化でもともと不足していた冠状動脈の血流がさらに低下して酸素不足に陥り、心筋の働きが弱ります。

・また心筋梗塞は、午前9時〜12時ごろが最も発生率が高いと言われています。
その理由は、まず最も冷え込む明け方に、睡眠中の脱水や血圧の変動などが重なることで、血管内のプラークが破れて血栓ができやすくなります。
その後、約3〜6時間経過し、血管が完全に塞がる午前9時〜12時頃に多く発生すると考えられます。

〜冬場の心筋梗塞を防ぐための10か条〜

1、水分を1日に1〜1.5リットル摂取

2、脱衣所と浴室を暖かくする

3、風呂の温度は38度〜40度と低めに設定

4、現在の体の状態により入浴時間を考慮する

5、高齢者や心臓病の方の入浴中は、家族が声を掛けて確認する

6、入浴前にアルコールは飲まない

7、収縮期血圧が180mmHg以上、または拡張期血圧が110mmHg以上ある場合は入浴を控える

8、睡眠時の発汗で血液が濃縮しているので起床時は、十分な水分を補給する

9、外に出るときには、防寒着・マフラー・帽子・手袋などを着用し寒さを調整する

10、タバコは血管を収縮させる作用があるので注意する

また次回、皆様のお役に立つ情報をお伝えしたいと思います。

すばるプロフェッションズ
健康痩身コンサルタント 小野寺 淳一