こんにちは。
すばるプロフェッションズのアライアンスメンバー、健康痩身コンサルタントの小野寺淳一です。
与野本町で「よの本町接骨院・耳つぼダイエット」を経営しております。

柔道整復師・健康管理士一般指導員・日本痩身医学協会認定講師・スポーツ活法公認トレーナー・基礎医学士の資格を活かしながら、接骨業と痩身業を通じ、体の痛みを解消し、病気や怪我の心配のない健康的な社会を目指すサポートをしております。

スポーツ活法認定トレーナーとして、治療院やスポーツ現場で処置をしていますが、今回は怪我をした時の重要な処置「アイシング」についてお話しさせて頂きます。

怪我をした時には初期治療がとても重要になります。
初期治療が正しく行えれば、その後の経過が全然違います。
まず怪我(捻挫・打撲・骨折・脱臼)について。
組織が損傷すると、その損傷箇所が破壊(一次的損傷)され出血が起こります。
そのままにしてしまうと、血液が損傷部以外の組織にまで浸潤し、健康な細胞が酸欠を起こし細胞が死んでいき、回復が遅れます。
これを「二次的低酸素症」と言います。

この「二次的低酸素症」を防ぐ重要な方法が「アイシング」です。
冷湿布や冷えピタでは効果がありませんので、氷と水、もしくはアイスノンや保冷剤が有効です。

アイシングには4つの感覚のステージがあります。
「冷たい → 暖かい → しびれる → 感覚が無くなる」

この感覚が無くなるまで冷やすことが重要で、痛みを取り除き治癒を促進する「氷の麻酔効果」が起こります。
当てる目安は15分〜30分なのですが、30分と覚えると楽ですので30で覚えましょう。

30分冷やしたら1時間外し、また30分・・・。

これを1日に3回、3日間繰り返します。

30分 × 3回 × 3日間
アイシングの基本はこの「3・3・3」です。

外出先で怪我をしたり、ご家族が怪我をした時にはまずこの処置を行って下さい。
その後痛みが続くようであれば、近くの接骨院・整形外科でしっかり診てもらいましょう。

すばるプロフェッションズ
健康痩身コンサルタント 小野寺 淳一