「馬に乗れる行政書士」
前職は乗馬クラブに勤めていました、行政書士の浦山和也です。
前回は、行政書士の「個人向け」のサービス「離婚協議書作成」を採り上げました。
今回は引き続き「個人向け」のサービスの「契約書・合意書作成」についてお話をさせて頂こうと思います。
「契約書」「合意書」というと少し言葉が難しいので、簡単な言葉にすると「約束の記録」といった意味合いです。
人間一人ひとり違いますので、日常生活の中でどうしてもお互いの意見が合わない、対立するといった「ケンカ」は起きてしまうものです。
これが「ちょっとしたケンカ」で済めば、お互いごめんなさいをして仲直り、で良いのですが、様々な大人の事情が絡んだ「大掛かりなケンカ」になってしまうと、なかなかごめんなさいだけでは済まないことも出てきてしまいますよね。
そのあたりのケジメをつける役割を担うのが、大まかに言うと一つは警察、そしてもう一つが我々法律家なのです。
我々の主な役割としては「みんなで選んだ代表の人(議員)が作ったルール(法律)に従って、それぞれが、どれだけ、どのような形で責任を取れば良いのかを伝え、双方の合意(仲直り)をする手助けをする」ということになります。
ただそもそも、こんなルール(法律)など持ち出さなくても、お互いが思いやりをもって相手を許すことができれば、それに越したことはありません。
「和」を重んじる日本人の素晴らしい長所ですよね!
ルール(法律)は、もちろん大切で、守らなければいけないものですが、すべてにおいて絶対的なものではありません。
何でもかんでもルールルール、と言ってくる人がいたら、あなたはどう思いますか?
決して良い印象は持たないのではないでしょうか。
私は法律家ですが、その前に一人の人間です。
ですので、こういったトラブルや問題のご相談を受けたときは、まず「人として」どうすれば、人間関係が円滑(仲直りできるように)になるかをご一緒に考えるようにしています。
それで納得して解決するならば、それに越したことはないからです。
もし仮に、全員がこのような形で問題を解決できれば、我々の仕事は減るのかも知れませんが(笑)個人的にはそれで良いと思っています。
なぜならルール(法律)は、人間関係を円滑にするために作られたものだからです。
そういった意義を理解して頂き、ルール(法律)を本当の意味で活用して頂けるようにしていくのも、我々法律家の仕事だと考えています。
「法律による解決」がすべてではありません。
ただどうしても、そうせざるを得ないこともあります。
そういったことで困ったとき、悩んだときは、ぜひお気軽にご相談ください!
すばるプロフェッションズ
行政書士 浦山 和也